
新型うつ
うつ病の中でも、最も新しい『新型うつ』。ただ、この『新型うつ』という名称はメディアによる造語で、正式な医学用語ではありません。通常のうつ病は『定型うつ』と呼ばれますが、新型うつは『非定型うつ』と言い、うつ病とは少し異なる部分があるようなのでここで少しご紹介したいと思います。
【5時から病と言われる所以とは】
新型うつは『5時から病』とも呼ばれます。会社の日は憂鬱で落ち込んでいたり、仕事中はやる気がないのに、休日や仕事が終わった後などは、生き返ったように元気になります。あまりの変わりように『躁うつ病』と間違われてしまうこともありますが、極めて軽い症状なので薬などの治療は行わないことが多いです。
【すべての人が陥る可能性も】
新型うつの怖さは全ての人が罹る可能性があるということです。例えば、日曜日の夜になると、次の日のことを考え憂鬱になる。長期休暇の後も同様です。こんな気持ち、皆さんも経験したことがあるんじゃないかなと思います。これがあまりにも頻繁に、そしてあまりにも深刻になってきた場合は要注意です。
【新型うつになりやすい人の特徴】
・責任ある仕事や役職につきたがらない
・機嫌が良かったり、悪かったりの波が大きい
・過食や仮眠になる
・体重が増える
・倦怠や疲労感
【治療方法】
新型うつは基本、薬での治療はしません。まずは規則正しいリズムある生活を繰り返し行うことです。罹患者自身に適度な負荷をかけることで完治することがあります。
過度な負荷とは言ってみれば『毎日の約束事(ルーティン)』ということになります。
例えば…
・朝は7時に起きる
・1日3食きちんと食べる
・1日30分のウォーキング
・夜23時までには床に入る
…など、生活リズムを整えられるような目標を4~5個ほど作ります。この約束事を毎日必ずクリアできるよう努力することが、この症状を治す最高の薬だと思って、まずは挑戦してみましょう。